「シミュてつマップコンパイラ」


設定方法 メニュー

・ 各種設定方法
・ 停止目標距離の設定方法
・ 駅・停止目標の指定方法
・ 単線区間の指定方法
・ 信号の設定方法
・ 信号進段の設定方法
・ 進路確保距離の設定
・ 信号バージョンの改版履歴


信号進段の設定方法

・ 進段の原理
信号機は、列車が在線する閉塞が停止現示となります。
各現示の次の閉塞は、前の閉塞の現示よりも一段上位の現示となります。ただし、その閉塞の距離が短い場合には、列車の減速距離が足りないため、同じ現示となり進段しない場合があります。
また、ポイントの区画では、ポイント区画中で列車が停止しないように進段はしません。

・ 進段現示の設定
3現示信号機よりも多い現示にしている場合や、ATCを使用して細かく現示を設定している場合は、マップ編集ウインドウのメニューから、「ファイル」→「信号詳細設定」を選び、信号詳細設定ダイアログで、進段現示を設定する必要があります。



進路確保距離の設定

・ 到着時進路確保距離
走行中の列車がポイントに接近する時に、ここで指定した距離の範囲に入った段階で、ポイントを自動的に切り替えます。
対象は、要求制御と通知制御となっているポイントです。
順序制御の場合には、各閉塞の信号現示を判断して進路確保を行います。具体的には、停止現示なっているポイントが原因で、注意現示や減速現示となっている閉塞に列車が進入するタイミングで、進路確保を行うようになっています。

・ 出発時進路確保距離
停車中の列車が出発する時に、ここで指定した距離の範囲に入った段階で、ポイントを自動的に切り替えます。
対象は、要求制御と通知制御となっているポイントです。
構内管理を有効にしている場合は、この項目は適用されません。

・ 構内管理有効
構内管理を有効にしている場合は、停車中の列車が出発する時に、構内指定された範囲のポイントを自動的に切り替えます。
対象は、要求制御と通知制御となっているポイントです。



信号バージョンの改版履歴

・ 信号バージョンについて
信号バージョンは信号の現示方法を改良する際に随時バージョン管理を行なっています。
基本的には最新のバージョンでの使用をお奨めします。
ただし、古い信号バージョンに合わせて作成されたマップは、新しい信号バージョンでは正常に動作しない場合があります。マップに合わせて信号バージョンを選んで下さい。

・ 信号バージョン:1.042
信号の減速度管理の強化
信号現示の無駄時間補償の処理を追加

・ 信号バージョン:1.110
信号の進段系統の設定に対応
次区画参照の信号で、ポイント付近の停止現示位置の修正

・ 信号バージョン:1.114
最高速度よりも制限速度の低い線路での信号現示の改良

・ 信号バージョン:1.121
次区画参照の信号で、停止現示位置の修正(このバージョンの使用は推奨しません)

・ 信号バージョン:1.122
順序制御のポイントで、次区画参照の信号があると正しく動作しない場合があることを修正

・ 信号バージョン:1.126
停車中の列車に対して対向列車が手前の閉塞に進入出来ないことを修正


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